前兆②
夏休みが終わって、とうとう、初登校の日。
初といっても、
3年前まで通っていた学校なので、懐かしいねーって思いながら、息子と二人で学校までの通学路を歩いて行った。
学校に着いて、まずは体育館で朝礼があった。
うち以外にも
他の学年の転入生がいた。
付き添って来た保護者たちは、本人たちとは別の場所から朝礼を見届けた。
懐かしい顔ぶれを見つけて、ホッとした。
みんな、大きくなったなー
見覚えのある、先生たちも見つけた。
朝礼が終わって、それぞれのクラスに向かう。
教室の前に来たところで、私はここまで。
あとは、担任と共に教室へ入って行く息子を見送った。
クラスメイトは、息子のことを覚えていてくれている様子だった。
このとき
息子は、ドキドキしながら教室に入ったことだろう。気持ち悪くなるほど。。。
あとになって
3才上のお姉ちゃんが、
転入した最初の日、
勇気を振り絞って、頑張って登校した❗
と話していた。
このときの頑張り、このあとも、私の見えないところで、いっぱい頑張ってきたことだろうー
そのことを
もっともっと、気付いてあげられていれば、良かったのかなー
その後、お腹が痛くなって、学校を休むことに。。。
最初の頃は、
月に1~2回だったように記憶している。
このときから、前兆が始まっていたんだと、今になって思う。
学校から帰ってきて
速攻、宿題を済ませ、ゲームに熱中していた。
5年生になると
塾や習い事でみんな忙しいんだろうなー
と勝手に思っていた。
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